2012/08/31

ブルームーン

一月に2回満月があるとき、2回目の満月をブルームーンというのだそうです。
別に青いわけじゃないけど、ホワイトバランスを調整して青味を増してみました。

OLYMPUS E-5
Kenko Reflex Lens 800mm F8 DX + EC-14
ISO 200 1/160 F11 1131mm(35mmEquiv. 2262mm)

2012/08/24

FUJICA GW690

とあるきっかけからGW690というカメラを入手しました。中判カメラで6×9という大きなフォーマットで撮影するカメラです。

さっそくフィルムを入れて試し撮りをしてみました。


FUJICA GW690
EBC FUJINON 90mm F3.5
FUJICHROME PROVIA 100F



FUJICA GW690
EBC FUJINON 90mm F3.5
FUJICHROME PROVIA 100F
WEBではこの大きな判の魅力を伝えるのは難しいですね。ただ、この絵を大きく表示するとトラックだけにピントがあって見えると思います。また、片目で正面から見ると東京スカイツリーがちゃんと遠くに見えます。このような立体感はこの大きなフォーマットならではだと思います。


2012/08/19

中判

中判というフォーマットがあります。型版としては120と言います。ブローニーとも言いますが、幅60㎜の大きなフィルムを使います。大きなフィルムを使っての撮影に際してはデジカメや35㎜版とは異なる緊張感があります。

今年は、前半ペンスケッチ展のためにハーフサイズの撮影を続けていました。その後もOLYMPUS E-5を手に入れてしまったためにこれを使っての撮影が多くなりました。久々に中判カメラを持ち出してみました。


スカイツリー見物
PENTAX 645N
SMC PENTAX-A 645 200mm F4
FUJICHROME Velvia 100
休日に東京スカイツリーを見物する家族連れ、夏休みでしょうか。


手すりの花
PENTAX 645N
SMC PENTAX-A 645 200mm F4
FUJICHROME Velvia 100
東京スカイツリーの前の道の手すりには多くの花が飾ってあります。


イェーイ!
PENTAX 645N
SMC PENTAX-A 645 55mm F2.8
FUJICHROME Velvia 100
「恵比寿様、イェーイじゃなくて、釣竿どうしたんですか?」というわたしの突込みに対して、Facebookのほうで、「捕ったど~?・・・って、竿忘れてきちゃったf(^^;)テヘ」という応答がありました。


夏の木
PENTAX 645N
SMC PENTAX-A 645 55mm F2.8
FUJICHROME Velvia 100
木々の間から見える空、ことあるごとに書いている気もしますが、樹形って好きです。


狛犬「あ」
Lomography LUBITEL 166+ / Triplet-22 75mm F4.5
FUJICHROME Velvia 100
墨田区の牛嶋神社にある狛犬、「あ」の方です。なんかマッチョな狛犬でした。


東武鉄道と東京スカイツリー
Lomography LUBITEL 166+ / Triplet-22 75mm F4.5
FUJICHROME Velvia 100
墨田区役所の裏にある枕橋の上から東武鉄道と東京スカイツリーを撮影、


宙に浮くロードコーン
Lomography LUBITEL 166+ / Triplet-22 75mm F4.5
FUJICHROME Velvia 100
撮り歩きで注目しているものにロードコーンがありますが、これは珍しいと思いました。宙に浮くロードコーンです。なんなんでしょうか?想像するにこのロードコーンが設置されている鉄柱は奥の街路樹を見ると分かるように街路樹を支えるための物のようです。街路樹が無くなって夜に自転車でぶつかる人がいるのではないかと思いました。


祭りの準備
PENTAX 645N
SMC PENTAX-A 645 200mm F4
FUJICHROME PROVIA 100F
墨田区役所の前では盆踊りの準備が進んでいました。ヨーヨー釣りを見つけました。カラフルな色が綺麗です。


金色の塔
PENTAX 645N
SMC PENTAX-A 645 55mm F2.8
FUJICHROME PROVIA 100F
日が傾き始めたので東京スカイツリー撮影のポイント源森橋に向かいます。目当ては夕日を受けて金色に輝く東京スカイツリーです。着いたときはまだ明るく何人か撮影をしている人がいたのですが、日が傾き始めると帰ってしまいました。わたし以外にはもう一人だけライトアップのを狙っているという人だけが残っていました。



2012/08/15

暗黒ズーム

たまにPLA-CAME Galleryというところに展示をしています。 これは20世紀の最後にフィルムカメラの技術の粋を集めながら今となっては顧みられることのないプラスチッキーなカメラで撮影した写真を展示しようという活動です。

ここでテーマになっているプラカメの定義は次のようになっています。
  1. 20世紀に生産された、外装の大部分がプラスチック
  2. 定価がおおよそ6万円以下
  3. フィルム交換は出来るけど、レンズ交換はできない
  4. 35mmフィルムを使うシャッター速度が任意で選べないコンパクトカメラ
このプラカメの中には良く写るものもありますが、暗黒ズームと揶揄される存在があります。
暗黒ズームの『暗黒』とは、3倍以上のズームを搭載してるために望遠端の開放F値が大きくなっているものを言います。基本的にF9以上、後期の物にはF12以上というとんでもない値になっています。

かつて、カメラを本格的な趣味としていなかったころ、わたしが使っていたカメラも暗黒ズーム機でした。カメラの事をよく知らなかったので当時気にしていなかったのですが、今思えばとんでもないカメラです。


あづい~
PENTAX ESPIO 140M
smc PENTAX ZOOM LENS 38-140mm 1:3.9-12
FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
あまりの暑さにロードコーンもくたびれていました。


コサギ
PENTAX ESPIO 140M
smc PENTAX ZOOM LENS 38-140mm 1:3.9-12
FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
せっかく望遠があるので使いたいのですが、このカメラは望遠端の開放F値はF12です。ISO400のフィルムを使っても晴天昼間でないと使うことができません。晴天の日、近くの池でコサギを見つけました。


Lの発音はこんな感じ
PENTAX ESPIO 115
PENTAX ZOOM LENS 38-115mm 1:3.9-10.5
FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
いかつい顔をしながらLの手本を示す狛犬に会いました。
通常、狛犬は2体で「あ」と「うん」なのですが、ここは2体とも口を開き巻き舌なので「La」と「Lu」だと思いました。
天気の良い日だったので暗黒ズームのテレ端を使うことが出来ました。


イルカの遊具
PENTAX ESPIO 115
PENTAX ZOOM LENS 38-115mm 1:3.9-10.5
FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
公園で見かけたイルカの動物遊具、


サビと壁
PENTAX ESPIO 115
PENTAX ZOOM LENS 38-115mm 1:3.9-10.5
FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
うまく使えば暗黒ズームは意外と質感の良い描写をします。暗黒ズーム機は当時の技術の粋を集めたもので高機能です。しかし、レンズの暗さは全てをだいなしにします。

ただ、このある意味いびつな暗黒ズーム機は嫌いではないです。


2012/08/04

江戸川区花火大会

先週の隅田川花火大会に引き続き、今週は江戸川区の花火大会に向かいました。花火の撮影にはこちらのほうが向いています。


花火会場
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/400 F8.0 14mm(35mmEquiv. 28mm)
天気予報は曇りです。曇りだと花火の背景が黒く抜けません。心配しながら会場に向かいました。花火見物の会場に着くと空も広がっています。なんとかなりそうです。
ただ、向かい風が少し吹いています。煙の流れる方向が心配です。


オープニング
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 100 1.8s F8.0 54mm(35mmEquiv. 108mm)
オープニングです。やはり手前に向かって煙が流れます。低い位置の連発物は絵になりません。あきらめて高い位置の1発物を狙うことにします。


降るように
OLYMPUS E-5
ZD ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
ISO 100 3.9s F8.0 67mm(35mmEquiv. 134mm)
直前の花火の散り際のキラキラを画面いっぱいにして次の花火が広がり切るまでを撮影しました。


発散
OLYMPUS E-5
ZD ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
ISO 100 4.9s F11 57mm(35mmEquiv. 114mm)
花火が広がり切る直前に少しフォーカスをずらして花火が発散するように撮影しました。


思いでのように
OLYMPUS E-5
ZD ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
ISO 100 6.6s F11 60mm(35mmEquiv. 120mm)
花火の広がりに合わせて露光間デフォーカスで大きく花火をぼかします。


まあるく
OLYMPUS E-5
ZD ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
ISO 100 4.3s F11 60mm(35mmEquiv. 120mm)
露光間デフォーカスで花火が消えてしまう前にシャッターを閉じます。先端が丸く広がるように撮影しました。


噴水
OLYMPUS E-5
ZD ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
ISO 100 5.8s F11 60mm(35mmEquiv. 120mm)
最初にピントを外した状態から花火の広がりに合わせてフォーカスを合わせていきます。噴水のような絵が出来ました。



繊細に
OLYMPUS E-5
ZD ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
ISO 100 9.8s F11 60mm(35mmEquiv. 120mm)
ふたつの花火を重ねて撮影、うまく画面全体に行きわたりました。繊細で鮮やかな絵になりました。