2011/09/26

東京タワー

「東京8×10」という写真展を見に行きました。

写真のフィルムには多くの種類があります。代表的なものは35㎜判(135判)といわれパトローネと言われる金属のケースに収められたものです。その他に比較的よく使われているものに60㎜の幅がある中判(120判)があります。大判と言われるものは4×5インチ以上のサイズで1枚づつ装填するシートフィルムを使います。
 「東京8×10」は名前の通り8×10インチのフィルムを使います。8×10インチというと203.2×254㎜になります。A4判の用紙より少し小さいくらいです。
これだけ大きなフィルム面を使うと実に緻密な描写の写真を撮ることができます。

またこの写真展では多くの人は自分で現像やプリントを行っています。カメラを自作している人もいます。感光材そのものを自力で作ろうとしている人もいます。

これまでわたしの知っていた写真の世界とは異なる不思議な写真展でした。


さて、会場を出て少し歩いたら近くに東京タワーがあることに気が付きました。近くに住んでいることもあり東京スカイツリーの写真はよく撮りますが、東京タワーを撮ったことはありません。さっそく寄ってみることにしました。


骨格
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/125 F8.0 14mm(35mmEquiv. 28mm)
東京タワービルの屋上から上を見上げると東京タワーの骨格が視界いっぱいに広がります。綺麗です。


見上げる
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/250 F8.0 14mm(35mmEquiv. 28mm)
屋上から東京タワーを望むと安定感のあるシルエットを見ることができます。


見下ろす
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/50 F5.6 14mm(35mmEquiv. 28mm)
大展望台の1Fには床が透明になっている個所があり、そこから下を見下ろすことができます。


東京スカイツリー
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/1000 F5.6 25mm(35mmEquiv. 50mm)
東京スカイツリーはどこ?と探してみると、手前に大きなビルがあるせいかあまり大きく感じませんね。


大展望台(150m)から
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
HDR 14mm(35mmEquiv. 28mm)
地上150mにある大展望台からの景色、ちょっと天気が良くなかったのでHDR合成してみました。


特別展望台(250m)から
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
HDR 22mm(35mmEquiv. 44mm)
地上250mの特別展望台から、これもHDR合成してみました。


東京タワー
OLYMPUS E-30
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/50 F8.0 14mm(35mmEquiv. 28mm)
さて、帰りに振り替えるとてっぺんのアンテナが曲がっているのがわかりました。3月11日の大震災で曲がったそうです。

このときLomography LUBITEL 166+も使いました。まだ現像から上がってこないので、その写真はいずれまた紹介します。



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