ご来場くださいました皆様、参加者の皆様、そしてこのような場を企画されたMazKenさんに感謝いたします。
今回は、身近な公園で撮影した鳥の絵を展示させていただきました。いつもはデジタルで撮影している鳥をフィルムで撮るのは難しかったのですが、楽しくもありました。
もっとも厳しかったのはAF(オートフォーカス)が無くMF(マニュアルフォーカス)での撮影でした。じっくりとピントを合わせているとシャッターを切る前に鳥は飛んでいきます。なかなかシャッターを切ることも出来ません。ピントを合わせ構図を決めシャッターを押す。この一連の操作をいかに素早く行うがが重要でした。おかげでピンボケ写真の量産となりました。
また、これとは逆に鳥は動くときに首などを細かく動かします。このときに撮るとブレた絵になるので鳥の動作が止まる瞬間を狙ってシャッターを切ります。連射が出来ないので一発必中で臨みます。これもじっくり狙っていると鳥は飛んで行ってしまいます。
露出もマニュアルです。私の使っているOLYMPUS PEN-FTは露出計があまり当てにならないので別に単体露出計を使ってで露出を測っています。撮影をしている間に鳥はどんどん動いていきます。 露出を測り直している余裕は無いので勘で絞りを変えながら撮影していきます。(シャッタースピードは最高の1/500固定です。)出来上がったフィルムの露出はいい加減なものばかりです。フィルムはポジフィルムを使っています。これをスキャナで取り込んでパソコンで処理を行い、プリンタで出力します。パソコンで処理するときに露出の調整を行っています。今回の作品は今の時代だから作ることのできた作品だと言うこともできます。
集中力を必要とするせいか、デジタルだと200枚くらい撮った感覚なのに、出来上がったフィルムを見ると20枚くらいしか撮っていませんでした。
ハーフサイズで鳥を撮る人はいないだろうと思っていたのですが、見に来た方の話では以前は少なくなかったようです。同じフィルムで多くの枚数を撮ることができます。鳥の撮影はどうしても数が多くなるのでハーフサイズカメラは便利です。それから、同じレンズでも1.4倍望遠側が伸びるので画角が有利になります。(これは、トリミングして引き延ばしても同じになります。)
身近な鳥達
今回展示した作品です。それぞれA3サイズでプリントされた迫力のある絵になっています。鳥の羽の繊細な美しさ、周りの様子を含めた鳥の生き生きとした表情を捉えることができたと思います。
7月には神戸での開催もあります。 そのときも同じ作品を展示することになると思いますが、プリントは別の物にしようと思っています。
個々の作品については、神戸展終了後に紹介させていただきたいと思います。
ペンスケッチ展の間、行き帰りや会場周辺で撮影したものを、
ちょびひげくん
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/10 F3.5 54mm(35mmEquiv. 108mm)
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/10 F3.5 54mm(35mmEquiv. 108mm)
昨日は雨でした。
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/400 F5.6 38mm(35mmEquiv. 76mm)
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/400 F5.6 38mm(35mmEquiv. 76mm)
紫陽花
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/2000 F5.6 54mm(35mmEquiv. 108mm)
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/2000 F5.6 54mm(35mmEquiv. 108mm)
最終日
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/2000 F5.6 14mm(35mmEquiv. 28mm)
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/2000 F5.6 14mm(35mmEquiv. 28mm)
重厚な扉
OLYMPUS E-5
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/100 F8.0 22mm(35mmEquiv. 44mm)
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/100 F8.0 22mm(35mmEquiv. 44mm)
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